- 大連市では5回目の開催となる。今年度は座談会と商談会を実施。
- 座談会では中国でニーズが高まっている認知症介護サービスについて、日中の講師が日本と大連市の取組について紹介し、意見交換を行った。
- 商談会に参加した日本企業数は27社と過去最多となった。同市は、東北三省の各都市の中で高齢化や所得水準が最も高く、かつ日本との交流も最も熱心であり、このような特徴から大連市場への注目度は依然として高い。中国企業の参加数は66社と、昨年同様の水準であった。2014年の開催当初は目的があいまいな企業が多かったが、徐々に明確な目的意識をもって真剣に商談に臨む企業が増えてきており、日本企業のアンケートには具体的な商談成果を評価するコメントが多かった。
- 商談件数:224件 うち、成約見込件数:9件、成約見込金額:11万元(約180万円)。
- 大連市政府は高齢者産業の発展を非常に重視しており、日本企業との交流・連携を強く希望している。また、中国企業には日本の介護・福祉産業または日本企業との商談に関心が高い企業が多い。今後は引き続き現地の政府当局と連携し、優良な案件を発掘し、日中企業間のマッチング支援を強化していく。
|