日中国交正常化45周年

日中国交正常化45周年・日中平和友好条約締結40周年
交流促進実行委員会


日中平和友好条約締結40周年

分野文化交流
行事名称「甲骨文字展」
主催者名丁鶴盧研究会
開催期間2018年8月31日~9月11日(杭州)
2018年12月7日~9日(東京)
開催国両国
開催場所西泠印社 印学博物館(杭州)
日中友好会館(東京)
日中平和友好条約締結40周年と中国の西泠印社創設115周という節目の年に、西泠印社の創設者で、中国を代表する甲骨文研究家・書家の1人として知られる丁仁(号輔之・字鶴廬、生誕140年、没後70年)を顕彰する展覧会。中国杭州と日本東京の2都市で開催された巡回展である。
甲骨文字がユネスコ記憶遺産に認定されたことを記念し、20世紀初めに「海派甲骨文書法」作家の先駆者である丁輔之が甲骨文字を先進的に取り入れた作品に焦点をあて、「観水遊山集巻」(長さ16m)や扇面、絵などが公開され、日中両国の書法篆刻家の甲骨文字文作品も多数展示された。
丁仁の孫娘丁如霞が会長を務める丁鶴廬研究会が上海市殷商甲骨文研究院と共に、西泠印社と復旦大学出土文献与古文字研究センターの学術指導の下、開催したこの展覧会には、日中両国書道篆刻愛好者のみならず、漢字の起源である甲骨文字に関心を寄せ、日中の文化交流に熱心な人々1000人以上が来場した。展示作品の歴史的・文化的価値の貴重さと重要性が高く評価され、今後は他の都市でも巡回展として開催してほしいとの熱望する声が上がっている。

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