日中国交正常化45周年

日中国交正常化45周年・日中平和友好条約締結40周年
交流促進実行委員会


日中平和友好条約締結40周年

分野文化交流
寄贈契約書調印式(左上)/漢籍寄贈発表(右上)
特別展(下)
行事名称永青文庫から中国国家図書館への漢籍贈呈式
主催者名公益財団法人 永青文庫、中国国家図書館
開催期間2018年6月26日
開催国中国
開催場所中国国家図書館典籍博物館
旧熊本藩主、細川家伝来の文化財を管理する永青文庫は、細川家16代 護立、17代 護貞によって収集された漢籍の一部(36部、4175冊)を、日中平和友好条約締結40周年を記念して、中国国家図書館に贈呈した。研究・閲覧希望の多い中国での利活用に資する。
6月26日に、漢籍贈呈に関する契約書調印式と、漢籍贈呈式が行われ、横井裕駐中国大使や程永華駐日大使らが出席した。
永青文庫理事長の細川護煕元首相は贈呈式で、「喜びに堪えない。日中関係がますます良い方向に進むよう強く祈念する。」「研究に役立ててもらえれば大変うれしい。中国の悠久の歴史に必ずや資するものと確信している」と挨拶した。中国側は、「歴史的、学術的な価値が高い」と謝意を表明した。
寄贈式から1ヶ月にわたって、図書館に隣接する国家典籍博物館で、特別展「日本永青文庫の寄贈漢籍特別展」が開催され、多数の来館者が見込まれる。展示後は、北京を中心とした大学の研究者及び学生の閲覧などに供することとされており、日中の文化交流への貢献度が非常に高いと想定される。

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