日中国交正常化45周年

日中国交正常化45周年・日中平和友好条約締結40周年
交流促進実行委員会


日中平和友好条約締結40周年

分野経済交流
行事名称李克強中華人民共和国国務院総理歓迎レセプション
主催者名主催:日中交流促進実行委員会
共催:日本経済団体連合会、日本商工会議所、経済同友会、日本貿易会、日本中国友好協会、日本国際貿易促進協会、日本中国文化交流協会、日中友好議員連盟、日中経済協会、日中協会、日中友好会館
開催期間2018年5月10日
開催国日本
開催場所東京・ホテルニューオータニ
日中交流促進実行委員会では、日中平和友好条約締結40周年記念行事の一環として、5月10日、国務院総理として8年ぶりに来日した李克強総理の歓迎レセプションを、関係団体との共催により都内で開催した。レセプションには、安倍晋三内閣総理大臣をはじめ、日中双方の各界から約1,400人が参加する盛大なものとなった。
榊原実行委員長(当時)は歓迎挨拶において、両国が長年にわたる交流を通じて緊密で互恵的な関係を構築してきたことを強調するとともに、就任後初めてとなる李総理の訪日は、新しい時代の日中関係を象徴する極めて意義深いものであるとし、これを契機に日中の友好・協力関係が一層強化されることに期待を示した。
安倍総理は、日中関係は今日をもって、競争から協調の時代へと入り、次なる40年を視野に日中関係を新しい段階へと押し上げていくとし、さらに、アジアの旺盛なインフラ需要に応えるために、「日中民間企業によるインフラ協力をアジアワイドで具体的に進めていきたい」と意欲を示した。
これを受けて、李総理は、双方の指導者が定期的に交流することが両国関係発展の基盤になると指摘した上で、「双方の発展戦略をつなぎ合わせ、実務協力も深化させていく」と表明した。さらに、日中平和友好条約締結40周年を新たな出発点として、日中関係の長期的かつ安定した発展を実現していきたいとし、「友好平和発展こそが両国の共通利益であり、国際社会からも期待されていることである」と強調し、新時代の協力関係構築に向けた両国首脳の強い期待と意欲を感じられる有意義な機会となった。
また、両首脳の挨拶の後、文化交流の一環として、津軽三味線の吉田兄弟と横浜中華楽坊に、日中の伝統楽器による演奏を披露いただいた。

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