日中国交正常化45周年

日中国交正常化45周年・日中平和友好条約締結40周年
交流促進実行委員会


日中平和友好条約締結40周年

分野青少年交流
上海華東大学滞在(左上)/西安外国語大学(右上)
三峡グループ本部見学(左下)/北京大学キャンパス見学(右下)
行事名称武蔵野大学長期学外学修・中国FSプログラム2018
主催者名武蔵野大学
開催期間2018年8月21日~9月9日(現地訪問)
開催国両国
開催場所(事前事後学習)東京・武蔵野大学
(現地訪問)上海・北京・西安・成都
武蔵野大学長期学外学修(FS=フィールド・スタディーズ)事業の一つとして、本プログラムは、昨年の実績経験を踏まえて日程と内容を改善し、より多くの人とより充実した交流活動を実現した。
まず、20日間に及ぶ日程は、昨年訪れた上海・北京・西安に加え、上海から蘇州まで足を伸ばし江南の庭園建築や文人書画芸術に触れた。また、新たに成都を訪問し、蜀の国独自の歴史文化を見聞きし、杜甫の旧居を訪ねた。次に、上海・北京・西安の三都市で、それぞれ企業一社を見学したが、特に北京三峡電力グループ本部が印象深く、中国の環境問題とエネルギー対策、そして次世代エネルギー開発について多く学べた。西安の行程では、日本文学文化学科の教員2名が、受入先の西安外国語大学で講演を行い、60名に及ぶ現地の研究者や大学生と学術交流を行った。FSと学術の新たなコラボレーションとして意味があるものとなった。
最終的には、参加者による「自主研究」が充実した成果を結んだ。「LGBTから見る中国と日本」、「音で感じた日中の相違」、「現在の日中関係」など、若者らしい視点から日本と中国を比較し、彼らの世界観の形成に寄与しただけでなく、主体的に学ぶことの楽しさと達成感を経験したことも重要である。

日中国交正常化45周年・日中平和友好条約締結40周年交流促進実行委員会