日中国交正常化45周年

日中国交正常化45周年・日中平和友好条約締結40周年
交流促進実行委員会


日中平和友好条約締結40周年

分野経済交流
10月31日、南沙港区・コンテナターミナルにて
行事名称中国港湾物流視察団
主催者名一般社団法人 東海日中貿易センター
開催期間2017年10月30日~11月5日
開催国中国
開催場所広東省広州市、広西チワン族自治区
中国では広州港南沙港区を視察し、広西チワン族自治区の南寧を経由して、ベトナムとの国境である「友誼関」から徒歩でベトナムに入国。ベトナムでは、首都ハノイを中心とするベトナム北部の主要港であるハイフォン港の内、ディンブー港及び中国資本の企業で、同港内でコンテナターミナルを運営しているSITCベトナム社を訪問し港湾状況を観察すると共に、日系物流企業、日系企業を誘致している工業団地を訪問・交流した。
〔成果〕中国が提唱する「一帯一路」構想に基づいて、その対象港となっている広州港南沙港区でも、コンテナターミナル、自動車埠頭の建設プロジェクトや、発展計画について現状を伺うことができた。一方、ベトナム政府としては「一帯一路」による経済連携、地域連結構想等、「一帯一路」構想に賛同しているものの、具体的なプロジェクトが未だ少なく、国内ではあまり浸透していないように感じた。今回視察したハイフォン港は日本からのODAもあり、インフラ整備が急速に進み、2018年5月に開港予定のラックフェン国際港によって、3年後はハイフォン港全体のコンテナ取扱量が100万TEU(貨物量を表す単位)に増えると見込まれており、今後も注目に値する港湾であることを実感した。

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