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日中国交正常化45周年・日中平和友好条約締結40周年
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分野 | 文化交流 | ![]() |
行事名称 | 特別展「王羲之と日本の書」 | |
主催者名 | 九州国立博物館、福岡県、西日本新聞社、TNCテレビ西日本 | |
開催期間 | 2018年2月10日~4月8日 | |
開催国 | 日本 | |
開催場所 | 九州国立博物館 3階特別展示室 | |
日本人と文字の本格的なかかわりは、今から1300年前の奈良時代に遡る。当時憧れの手本は、中国4世紀の王羲之の書。その肉筆は伝存しないが、遣唐使によってもたらされた唐時代の中国で精密に再現された複製で、その書の真価を窺うことができる。 本展は、書聖とよばれた王羲之を源泉とする日本の書の流れを、書道史上の名品を中心に構成した、九州初の本格的な書の展覧会である。 構成は、第1章「王羲之へのあこがれ」、第2章「和様の書と平仮名の完成」、第3章「和漢の書の新展開」、第4章「書の娯しみと花開く個性」。第1章では双鉤填墨本の王羲之尺牘4件と、空海・最澄・嵯峨天皇らの書を、第2章では小野道風・藤原佐理・藤原行成の漢字の書や平仮名の典型美をみせる「高野切古今和歌集」など、第3章では禅僧による中国的な書と伏見天皇らの伝統的な日本の書とが織りなした中世の書の世界を、第4章では近衛信尹、本阿弥光悦、伊達政宗、与謝蕪村、良寛など、伝統に倣いつつも個性的で人物像が浮かぶような近世の筆跡を一堂に会し、日本の書の精髄をご覧いただいた。 |